ハードと

「ゲリラグループといえば、ほかにツパック・アマル革命運動(MRTA)がある。このグループは民族主義者ではなく、ペルーの全プロレタリアートと接触しようとしているので、実際にはセンデロより危険な存在だ。次いで、麻薬密売業者がいる。保安部隊では賄賂が横行しているし、政府官僚は盗みをする。実業界も腐りきっている。こういう勢力が皆で無政府状態を作り出しているわけだ。一九九○年にワャガ渓谷上流地帯では、約九○○人がチェーンソーで挽き殺された。ペルーは、私の言う麻薬・ゲリラ戦争の末期段階にある。この国には、本当の主権というものがない」。このようなケースはさらに増え、外国の利害にも影響をあたえるようになるだろう、とメッシングは言う。はたしてペルーは、麻薬取引を停止させつつあるのか、膨大な難民の越境を防いだり、あるいは、人種衝突が国外に拡大するのを避けようとしているのか。また、国家を掌握した、存続可能な政府がないという状態で、何ができるのか。このような政治的ブラックホールが生まれたとき、外国は自らの利益を守るために介入することになるだろう。

かなり計画的、かつ知能的な犯罪ではないでしょうか」「あの頃は、爆発物の絡んだ事件が非常に多かった。確か、三億円事件の前日にも、同じように金融機関に対し、爆弾をほのめかした脅迫事件があったと思うが」「金融ブローカーが逮捕された港区の銀行脅迫事件のことですね。しかし、犯人も前日にそんな事件があったら、やりにくかったでしょうね」「焦ったと思うね。でも、準備は整っているし、次に同程度の金額を狙うとしたら、夏のボーナスまで半年も待たなければならない。少々、警戒がきつくなっても何とかなる、と犯行に踏み切ったんじゃないかな」「一か八か勝負した、と」「さあね。あの犯人のことだから、何か策を持っていたと思うが、私には見当がつかないね」「東芝府中への現金輸送は、当初から日本信託が請け負っていたんですが、途中まで三菱銀行の金庫を借りていました。

日本では、通産省がココム・リストに依拠して輸出貿易管理令による規制品目のリストをつくっている。当該品目の輸出は通産相の許可が必要である。対象国はソ連・中国など二一か国だったが、六0年代以後キューバが、また八0年代以後アフガニスタンが加えられた。ココムの役割・日本の対共産圏貿易は、占領時代にはアメリカ政府によって直接に統制きれ、独立後はココムやチンコムの規制を受けることになった。七0年代にはベトナム戦争の終結や米中国交回復などで緊張緩和の動きが一不きれたが、七九年のソ連軍のアフガニスタン侵入で再び対立が先鋭化し、戦略物資の対ソ禁輸を重視する空気も強まった。アメリカは、日本からのハイテク製品とくにコンピューターや兵器製造用の工作機械などの製品と技術の輸出に神経をとがらせるようになった。

「これこそ目的の一部だ。延長は思考を刺激するために不快感を利用する意識改革なのだ。」「不快」の感覚は、コリンズとポラスが「ビジョナリー・カンパニー」で検証した、ビジョナリー・カンパニーに見られる一般的な特徴である。不快感(今居る場所に対するものと、トップに居続けるために達成 3しなくてはならないことに対するもの)は、そうした企業がマネージャーをコンスタントな改善を休みなく追求するように保つメカニズムの一つである。延長は十分な不快感を与える。ブライストーンは言う。「ストレッチの全体的なアイディアは、人々に、個人として、グループとして、彼らが達成方法を理解できる以上のものを実行することを求めるというものだ。延長目標は、最初はしばしば不可能だと考えられてしまう。しかし、一度最初のものを達成すれば、それが基準となり、次のレベルに進んでいくものだ。